スタジオ・レダ・コラム

足下拝見

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第八回「イワヤロクスケさん、イキヒロアキさん」

アパレル

THE APPAREL

第八回目のゲストは、バンド、THE APPAREL(アパレル)のイワヤロクスケさん(vo&gt)とイキヒロアキさん(gt)です。
アパレルは、2009年4月結成のロックバンド。7月より現在のメンバーになり活動を本格化。ギターロックを独特の解釈で奏で、目まぐるしく変わる展開、毒のあるサウンド、くせのあるメロディーが特徴です。

エフェクター拝見

アパレル

Studio Leda(以下、Leda):よろしくおねがいします。ではまず、それぞれエフェクターをいくつお持ちか教えてくれますか?

イワヤロクスケさん(以下、イワヤ):多分15個ぐらいだったかと。

イキヒロアキさん(以下、イキ):僕は、プリアンプ含めて7〜8個です。

Leda:普段使用しているのは、そのうちいくつくらいですか?

イワヤ:チューナーを除くと2つです。

イキ:4つです。

スティーヴィー・レイ・ヴォーン

スティーヴィー・レイ・ヴォーン

Leda:イワヤさんはすごくシンプルですね。2つとも歪みのようですが、この2つの使い分けはどんな感じなんですか?

イワヤ:普段は、ギターアンプのRolandのJCでクリーンをつくっておいて、FulltoneのOCDを基本的にかけっぱなしにしてクランチにしてます。SAMURAI SoundのSamurai Drive弐の方がブーストですね。OCDはレンジが広くて中域のコンプ感が程良いので気に入ってます。なので、これがある意味アンプみたいなものですね。

Leda:Samurai Drive弐はどのあたりが気に入ってるんですか?

イワヤ:もともとレイ・ヴォーン(※編集部注:アメリカのブルース・ギターリストのレジェンド、スティーヴィー・レイ・ヴォーンのこと)の音が好きで、マクソンのこのOD-880 SoftDistortionと、IbanezのTUBE SCREAMER TS-10がすごい気に入って使ってたんです。それが壊れそうになってきたので、Samurai DriveでTS-10に近づけようとして音を作ってたつもりだったんですが、予想以上によくなって。

イキ:しかも人からの借り物だし(笑)。この人、何故か他の人から借りたりもらったりするのうまいんですよ。

やはりピッキングが大事

Char

Leda:メンバーからツッコミ入りましたね(笑)。では使用する際や、購入時に気にしてる点はありますか?

イワヤ:さっき少し話しましたけどレンジの広さと中域の感じ、ハリですね。あと、コード感がちゃんとあることです。理想としてる感じはマッチレスのアンプが近いです。Charが好きなんで。

Leda:若いのに渋いですね。さっきのレイ・ヴォーンといい、Charですか。

イワヤ:ストラト使いでフロントピックアップでうまく弾く人が好きなんですよ。

イキ:フレーズもペンタ系でブルースっぽいもんね。

イワヤ:やっぱりピッキングでニュアンスや強弱をちゃんと出せるようにしないとダメですよ。クランチでも優しく弾いてクリーンになるし、歪みでもバッキングとソロもどちらもピッキングで弾き分けられるようにすることは大事です!

トゥルーバイパスに改造してます。

Leda:確かにそうですね。非常に熱く語っていただきました。では今度はイキさんにもお伺いしますが、歪みがHUMAN GEARのFINE ODとIbanezのTS-9ですね。で、今日のシステムの中で目をひくのはこのマルチですね?

イキ:tc electronicのNova Systemです。

Leda:マルチを使っているのには理由があるんですか?

イキ:ライブ中は演奏に集中したいっていうのがあって、マルチだとあらかじめプリセットをつくっておけるじゃないですか。ライブで使えるマルチを探してたんですけど、NOVA Systemは音もいいし視認性もいいんですごくいいです。

Leda:なるほど。こちらのワウもこだわりの一品だと伺ってますが?

イキさんのワウ

イキ:はい。実はトゥルーバイパスに改造(※編集部注:エフェクトOFF時のバイパス音の劣化を防ぐ方法。改造方法はいろいろあります。)してあるんです。さらにLEDランプをつけてあるので、on/offが視認できるようになってます。この二つはお気に入りですね。

Leda:すごいですね。中々そこまで改造してる人はいないですよね。では、普段エフェクターを使用する際や、購入時に気を使っているところはありますか?

イキ:歪みに関してはコードの分離、Lowのタイトさ、単音でしょぼくなんないか、とかですかね。空間系はわかりやすいやつ(笑)。

エディ・ヴァン・へイレン、エリック・ジョンソン、スティーブ・ヴァイ、ポール・ギルバート

Leda:(笑)。では、エフェクトの使い方で影響を受けたギタリストはいますか?

イキ:エディ・ヴァン・へイレンとか、エリック・ジョンソンとか。

イワヤ:実はスティーブ・ヴァイとポール・ギルバートです(笑)。

Leda:どちらにしろハードロック系ですね(笑)。でも二人のキャラクターが分かれてるのはいいですよね。音づくりではどのように差別化しているのですか?

イワヤ:僕がmid寄りで、イキがhigh寄りという感じです。バンドとしては激しいんだけど、ちゃんと歌を大事にして楽曲のアンサンブルや展開とかで聴かせる、ってところを目指してます。

BBP-MB

ハイエンドな歪み系エフェクター

Leda:音づくりもですけど、そういうところも大切ですよね。あくまでも歌が中心ということですね。差別化という意味では、他のバンドと、ってこともありますしね。では、いま気になっているエフェクターは何かありますか?

イワヤ:SHIGEMORIっていうブランドの各種エフェクターと、XOTICのカスタムショップから出たBBP-MBというやつです。今までのBBにmid-boost機能がついてるんです。

Leda:歪みってかけるとmidがゴッソリなくなっちゃったりするの結構ありますもんね。そういう意味では名機と言われてるBBにmid-boost機能がついたのは気になりますよね。イキさんはどうですか?

BBP-MB

イキ:やっぱり真空管の歪みが欲しくなって今押し入れに眠ってるマーシャルのプリアンプJMP-1を今のギターで試したらいい感じだったので、いいMIDIペダルを探してます。わかりやすくて軽いやつで(笑)。

1st demo CD『#1』

Leda:どちらもハイエンドな歪みですね。二人とも歪みにだいぶんこだわっているのがよくわかりました。では、今後の活動予定などありましたら教えて下さい。

イワヤ:スタジオ・レダでレコーディングさせていただいた、1st demo CD『#1』ライブ会場で絶賛発売中です。ライブも月に3〜4本やってます。是非ライブに遊びにきてください。詳細はHPで。

Leda:最後にレダにメッセージをお願いします。

イキ:いつも、ありがとうございます。

イワヤ:いつも、リハ後に長居してすみません(笑)。

Leda:いえいえ、どうぞ長居して下さい(笑)。今日はありがとうございました。

編集後記

二人とも音に対して非常にこだわっているのが伝わってきました。特に歪み系は大好きみたいですね。イワヤさん(自称、日本一のJC使い)は、この他にも色々音楽について熱く語ってもらいましたが、ボリュームが増えすぎるので今回は割愛させていただきました(笑)。興味を持った方は是非ライブ会場で話しかけてみてください。きっと沢山話してくれると思いますよ。

(text by 広橋 2010.2.25)